■数字ノムコウ = 無関心?
昨年度の交通死者数が、300人を超えました。千葉県では、本年度の『交通事故死者数抑止目標』を300人以下と定めました。それは「一日一人弱の命が失われていく」計算になります。
統計上、人の死を数字で表さざるを得えないことは仕方がないとしても『ひとくくりにされた数字の向こう側にある、個々の痛みや思い』について私は、深く考えてしまいます。本年度の結果が299人だったら、満足できるのでしょうか?
もしかしたら、日々、交通事故速報などで表される数字を、わたし達は無関心に見過ごしてしまっているのではないでしょうか?表示された死者数の中に、愛する家族や友人、恋人などが含まれていたとしたら、どうでしょう?
私達は今年も『飲酒運転による死亡者数をゼロにするために』
◎未成年者への飲酒禁止教育
◎免許取得前の高校生への命を守る授業
◎社会の人びとの意識を変えるために
そして、被害者支援のエキスパート育成プログラムの充実などに、全力で取り組んでまいります。皆様のますますのご支援を心よりお願い申し上げます。
MADD Japan代表 飯田和代
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