■千葉県警が年末に実施した飲酒運転一斉取り締まりの結果がまとまり、逮捕者が前年から倍層したことがわかった。より悪質な酒酔い運転の逮捕者は減ったものの、酒気帯びでの逮捕者が3倍近くに増えた。逮捕者全体の半数以上が交通事故に絡んでおり、・・・・・摘発された違反者の中に21人の未成年が含まれていた。さらに教員や自衛官などの公務員も7人が摘発されるなど、モラルの低さは依然として深刻。と指摘している。[2005年1月26日 千葉日報]
■呼気検査がどこで、どのように行われているのかわかりませんが、頻繁に一斉取り締まりなどを行い、呼気検査を実施し、その事を運転する人にも知ってもらうことが大切だと思います。また、もし、違反をしていた場合は現状より、もっと厳しい罰を与える事により、少しでも日本から飲酒運転がなくなっていく事を願っています。
MADD Japan 翻訳ボランティア 広島インターナショナルウイメンズクラブ 上平智子
■MADDからの提案
今年の9月5日、設立から25周年をむかえるMADDは、この間、300,000人近くの大切な命を救ってきた。その報告書の中で、新しい法律の制定を支持する提言を行っている。
1)呼気検査の検閲所を設けること。
2)逮捕した飲酒運転違反者の数ばかりでなく、減少した状況にも関心を持つべきである。
3)飲酒運転に対するより厳しい取り締まりが行われていることを知らせること。
4)飲酒運転取り締まりに関わる人達の教育や、飲酒運転取締り機器にもっとお金をまわしていく必要がある。
5)裁判の効率化を推進する。
【 未成年者飲酒禁止条約連邦政府通過への働きかけ 】
○21歳以下の若者の飲酒は、飲んでいない若者と比べると、喧嘩、肉体、性的暴力や飲酒運転という問題を起こしやすく、アルコール依存症にもなりやすい。アメリカで販売されている酒の10から20%近くを若者が購入している。未成年の飲酒は若気のいたりではすまされない。事実、未成年者飲酒問題の結果、年間530億ドルものお金が使われ、6000人以上の尊い命が奪われている。MADDは未成年者飲酒禁止条例法案が通過するよう、地域の議員に働きかけています。
■松尾の県道 4人重軽傷 ひき逃げ 4人死亡の犯行現場に行ってまいりました
「MADD Japanとして何をしなくてはいけないか」が明確になりました。現場は一車線だけの、狭いカーブの道です。地面には警察がつけたであろうチョークがその痕跡をとどめ、犠牲者の血が水たまりに溶け、地面にしみこんでいきました。現場に花を手向け、ろうそくを灯し、犠牲者の冥福を祈りました。この卑劣な犯罪を野放しにしている社会構造に大きな怒りを覚えました。点在する小さな村落のあちこちに葬式の花輪と葬儀案内のたて看板が出ており、村全体が湖のそこに沈んでいるようでした。時を改め、MADD Japanからお悔やみの手紙を差し上げます。現場の写真をサイトに掲載しています。 冷たい雨の中で、4つの魂は震えていることでしょう。冥福を祈ります。
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